(つづき)
どちらの融資がでるのか?どちらも出るのか?2つの物件のスペック
高級住宅地案件
土地:旗竿地
建物:築不詳2階建
土地坪数:42坪
価格:4000万
内訳:物件価格3200万+改装費800万
計画:当面は自宅として使用するが、将来的にゲストハウスとして運営。
駅前案件
土地:駅前道路に面す
建物:新築三階建
土地坪数:20坪
価格:5500万
内訳:土 地3200万+建物2300万
計画:1階をテナントとして貸し出し、2、3階に住む。
高級住宅地案件の良いところ
子供達に良い環境を与えることができる。
昔ながらの良家が多く、良い塾や学校が多い。
金持ち喧嘩せず。全体的におっとりしている。
万が一の転勤や引越しの場合は、即ゲストハウスやシェアハウスとして貸し出せる間取り。
シェアハウスにするとすれば実質利回り14%は固い。
このエリアにしては物件価格が安い。
住所を言う時、ちょっと優越感がある。
高級住宅地案件の悪いところ
当面は自宅として使用するため、自分達が住んでいる間は収益を生まない。
高級住宅地のゴーストタウン化が東京の方では進んでいるらしい。
ここもそうならないか?
旗竿地なので、売る時苦労するかも。
築古なので、今回改装しても、またいつ改装が必要になるかわからない。
築古は部分部分が時間差で不具合が出るので、以外とコストがかかる。
今まで築30年以下の物件に住んだ事がない。
駅前案件の良いところ
1階をテナントとして貸し出し、2、3階に住むので、
テナントさえ決まれば、即収入を生む。
駅前なので毎日の通勤が楽になる。
立地的に極端な値下がりは考え難いし、比較的現金化しやすい。
京都はコンパクトシティ構想なので、再開発如何ではキャピタルゲインも狙える。
初めての、新築に住める。
駅前案件の悪いところ
うるさい。
高い。
車が停められない。
決してガラの良いエリアではない。
完全に想定外の高価格帯物件。
テナントが決まらなければ、ローン破産する。
実は、テナントに入ってもらえても、ローンの支払いで持ち出しが出る。
どちらも甲 乙つけがたい、と言うか
そもそもコンセプトが全く異なるこの二つの案件。
どちらを選ぶのか、心の葛藤は続くのでした。
(つづく)