京都は学生の街でもあり、
たくさんの留学生がやってきます。
私たちが一番最初に購入した物件は、某芸術大学に近い分譲ワンルームマンションでした。
初めての賃貸業で、右も左もわからず
不動産屋さんだけでなく、
周辺の大学の学生課にも営業に回って
3か月後やっと入居が決まりほっとしたのを覚えています。
大学の学生課からの紹介で
ウルムチ地区から来た中国人女子学生が入居してくれたのが
大家さんデビューでした。
外国人を入居させること自体、
嫌煙される大家さんが多いので
留学生歓迎の意向を大学に伝えていたことが
紹介してもらえたポイントだったと思います^^
実際、外国人の入居となると、
ゴミや騒音、生活習慣の違いによるトラブルや言葉の壁などの不安がないとは言えませんが、
日本に来る留学生は、目標や夢があってしっかりした若者、裕福な家庭でエリート教育を受けた優秀な人が多いなと感じます。
この物件の後に購入した1棟マンションは、半分以上が留学生となりました。
中国、フランス、カナダ、ドイツ、アメリカ、韓国、台湾など
様々な国の方が入居してくれましたし、
現在も台湾、フランスの方が入っていますが、
日本語がカタコトでも
一度も家賃滞納や何かのトラブルになったことはありません。
ご本人からしてみればはるばる遠いところから身寄りのないところでの新生活で不安も緊張もされているので、何かあってトラブルになるのはご本人が一番困ることなのでめったなことはないのだと思います。
入居者募集の際は、留学生歓迎としてみましょう。
他の大家さんが嫌煙する外国人入居者を受け入れるのは
逆にチャンスです。
心配がないとは言えませんが
大学からの紹介で入っていただく留学生だと
滞在目的も身元もはっきりしているので
リスクは低いでしょう。
外国人入居者にうける家具家電・ネット・水道光熱費込み物件
一部の部屋は、家具・家電・布団・ネット・水道・ガス・電気の費用すべて込みの家賃設定にしています。
これが外国人留学生に大変好評で、喜ばれています。
電気ガスなどの光熱費は、一定額以上になるとオーバー分を現金徴収することにしていますので、使い過ぎによる損失もなく、相場よりかなり高めの家賃設定にもかかわらず入居率が良好です。
初期投資費用は、それなりにかかりますが、リサイクルショップやネット通販をうまく利用すればたいしたことないので、やってみるべしと思います。
ベッドは、廃棄するときのことを考えると、
無料で引き取ってもらえるパイプベッドがおススメです。
木製だと有料で大型ごみに出さないといけないので、もったいないですが、私の地域では、金属は無料で回収してくれるのです。
物件の所在地域で資源回収や廃品回収などで無料で引き取ってもらえるかどうか
調べておきましょう。
多くの外国人入居者さんは、写真だけで予約入れてこられるので、写真は重要。
家具家電などは中古でも、ベッドカバーやカーテン、小物などをおしゃれにまとめ、写真映えを意識した部屋作りをすれば、良いと思います。
たまに、マンスリーマンションより安いからという理由で、日本人の学生さんが就職活動や企業研修、論文執筆目的での滞在で入居されることもあり、ニーズは様々あるようです。
ぜひ、チャレンジしてみてください^^