というわけで、高級住宅街案件と訣別し、駅前案件に集中することになりました。
高級住宅街物件では、当面自宅用とするために、すぐには収入にならない案件だったのですが、
駅前物件は1階部分を店舗としてテナントに出すので、即収入があります。
収入と言っても、ローンの一部を補填できる程度ですので、持出しはあります。
毎月、24万のローン返済で20万収入がある、というような具合です。
通常の一軒屋だと、1階は車庫でその奥に一部屋プラス風呂トイレ、というような間取りが一般的ですが、
この案件では1階は全てテナント。
うちは子供が小さいので、車は必需品ですが、近辺で借りれば済む事です。
近隣の駐車場代が2万円程度です。
もし、1階も自宅ガレージとして使うとなると、この駐車場代の2万円が浮くだけですが、
テナントとして貸し出せば、ローンの大半を支払ってくれるのです。
まあ、貸す以上は色々と不便な事もあるかもしれません。
自宅ガレージなら、色々と趣味的な事もできるかもしれません。
ちょっとした花壇みたいなのが置けるかもしれません。
もしかすると、そこでバーベキュー的な事もできるかもしれません。
でもそれって、毎日しないですよね。
だったら、毎日お金を稼いでくれるテナントにした方がいいじゃないか。
トレードオフの考え方で整理すると、うちは、庭とかガレージとかよりも、収益がほしい。
しかも、サラリーマンなので転勤の可能性が無きにしも非ず。
田舎の一軒家をフルローン35年で買った後で転勤辞令が出たりしたら、借り手もいないので、
住めない家のローンばかりか転勤先の家賃まで払わなければならない。
基本、テナントが埋まるような立地であれば住居としての需要も、それなりにある。
ローンの支払いとテナントからの家賃収入が釣り合っていれば、自分が住んでもプラスマイナスゼロとなる。
ということは、自分が住んでいる部分を人に貸せば、その分の家賃が丸々利益となる。
金利が安い今ならば、毎月のローン返済は元本返済に近いので、長い目で見てもお得感がある。
今後インフレとなることは、国が目標に定めているくらいだから、ほぼ確実だろう。
そうなると、不動産の値段は上がる。(相対的な価値は同じでも、値段が上がる)
消費税が上がると建築コストも上がる。
お金の価値が下がる時代では、実質的に借金が減るのと同じ効果がある。
お金借りるなら今でしょ!物件買うなら今でしょ!
という結論になる。