新しい家を購入するにあたって、ここまで、
高級住宅街案件と、駅前案件の間で揺れている話をしてきました。
それぞれの条件も出揃って、そろそろ、どちらを本命にするのか、
決めなければならない時期になって来ました。
最初は、どちらかスンナリ通った方で決めようと思っていました。
そんな、揺れる思いにも、いよいよ終止符が打たれることとなりました。
お隣の越境のため、融資審査がストップしていた高級住宅街物件。
仲介業者がついに動きました。
「このまま融資を進めるためには、お隣と話をつけて、越境している
屋根を切るよう交渉するしかないのですが、その費用は出せますか?
出せるなら、こちらで話をつけて来ます。
売り主さんに一部負担してもらえないかも聞いてみますよ。
越境部分の問題さえ解決すれば、ローンはつきます。」
「そこまでして買いたいと話思わないなー。
購入を諦めることは可能でしょうか?」
「まあ、融資特約も付いてますし、融資がつかなかったということで、
この話は流す事も可能です。」
「手附金は全額戻るのですよね?」
「はい。戻ります。」
「じゃあ、チェンジで。」
と言う具合に、トントン拍子に話が進んで、
高級住宅街物件とは別れることになってしまいました。
すぐには収入にならない、当面は持ち出しだけの高級住宅街物件に
あまり魅力を感じなくなってしまっていた、という理由もあります。
高級住宅街案件からは手を引くことで合意しました。
これをもって、本命は駅前物件に絞られることとなりました。